壁はだめでも塔ならば
浅草寺の回遊式庭園が一般公開されるということで、ちょっと覗いてみたのです。
テレビ番組で、高層建築物の建設によって、景観が台無しになるということが取り上げられており、一般公開のことが紹介されたのです。
こちらは絵葉書などにはふさわしいアングル。
既存のホテルの横に「壁」のようにビルが出来るというのが問題とのこと。すでにあるホテルは認められて、横に並ぶビル計画がだめだとは行政として言いづらいのでしょう。
上の写真のホテルは高いビルですが、ひどく目立つものではありません。
むしろ低いビルであっても、こちらのアングルのほうが「壁」という印象が強いでしょう。
こちらの看板も、結構目立つものですが、「壁」でないから良いのかもしれません。
スカイツリーについては、あきらめているようです。いずれは京都タワーのように、景観になくてはならないアイテムになることでしょう。
新ビル計画も、東京都庁のように、先端部分を2本の塔のように分けるという譲歩があれば、巨大な壁という批判が少しは回避されるかもしれません。
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