公共交通はすでに省エネなのです

国土交通省報道発表資料によれば、「2030年に鉄道の電力消費量の2割程度の削減を目指す」とのこと。

技術革新により省エネが実現していけばよいのですが、数値目標が先行すると利用者へのサービスを犠牲にすることになるので要注意です。

  • 車内の照明が暗くて手元が良く見えない、あるいは視力低下を招く。
  • 通路の照明が暗くてつまづく。
  • 空調の温度設定が不快なので、体が休まらない。

「自家用車の方が快適だ」となっては逆にエネルギー効率が悪いのです。

公共交通の利用者は通勤地獄に耐える屈強な企業戦士だけではありません。高齢者や子供など車を運転できない交通弱者が多く含まれていることを忘れずに。