カードで料金収受

通行量を平準化しようと、高速道路の夜間割引(の実験)が行われるとのことです。現金扱いでは出来ないのかETC車限定です。割引率が50%というのは、思い切った数字です。渋滞緩和に一役かうかもしれません。

ETC限定の理由はわかりませんが、カードが単にスピードアップのみならず、料金収受の仕組みに影響をあたえているようです。

ゲストブックにコメントをいただき、改めてバスの運賃箱のことを思い出したのです。共通バスカードでずいぶん便利になったと感心しましたが、スイカパスモも加わり、バス利用者の間でカード利用者がずいぶん増えることになりました。こうなれば、料金収受の方法も「現金を主体」から「カードを主体」になるのも自然だと思うのです。ゲストブックにも書きましたが、整理券バスが主流になるのがいい方向だと思っています。カードであれば、乗ったときに「ピッ」、降りるときに「ピッ」とするだけです。近い距離は割引適用ということも整理券バスの方式なら可能です。

余談ですが、パスモが思いのほか売れ行きが良かったとのこと。先行したスイカを持っている人は持つ必要少ないのですが、パスモも持ってしまう人が多いとのこと。テレビ番組でタレントが「スイカは持っているが私鉄もバスも利用できるパスモが欲しい。」と言っていましたが、相互利用できることを知らない人が案外多いのでしょう。

この非接触型ICカード。最初の構想の頃はポケットに入れておくだけでも、OKみたいなことを聞いたことがありますが、さすがに実施に当たっては財布に入れてかざすという風になりました。そしてスイカパスモが財布に同居する例が増えてしまったことで、利用の際は「財布から出す」ことをもっとアピールしていかないところでしょう。