タッチタイピングの練習法

子供の教育の方針として、「基礎は第一」と考えるのです。パソコンに関して何が基礎なのかと考えてみたところ、キーボードのタッチタイピングが出来ることという結論に至りました。パソコン教育の初歩といえば、マウスを使ったゲームでパソコンに親しむというカリキュラムが何となく思い浮かぶのですが、そういうことは子供はあっという間にマスターしますので、わざわざ教育するということも無いと思うのです。

タッチタイピングは必要不可欠というわけではありません。そんなのは秘書がやることだとかいうことはエリート教育なら言えるでしょうが、自分の息子の場合は自分でキーボードを打つことになると思うわけです。下手な癖が付いても、そこそこのスピードで打てますが、スピード、正確さ、体への負担といった面でタッチタイピングが出来た方がいいわけです。

やる気になれば、集中して1日でも練習すれば、ノロノロとでも、キーボードを見ないでタイピングが出来るようになるでしょう。これから先は本人の問題で、手元を見ないように心がければ、確実に上達です。

そんなわけで、タッチタイピングのテキストを求め、息子と近所の本屋に向かいました。しかし、もうそんな本は無いというのです。あるとしたら、パソコン入門書の1項目として掲載されているとのこと。私がイメージしていたのは、「jkfl sklk kksl」の様な文字列がページにずらっと並んだもので、十数ページあればとりあえず基礎の練習は済むというもの。確かにこれだけでは商品としては価値が低いのでしょう。

仕方ないのでネットで調べることにしました。しかし、練習用の文字列が並んでいるサイトは見あたりません。「タッチタイピングは簡単だよ〜」というサイトばかりが目立ちますが、教材は出ていません。どうやら練習ソフトを使うのが主流だということはわかりました。

ベクターを覗いてみると、フリーソフトがたくさんあります。こんなにあるのかというのが感想です。しかし自分が使うなら、いくつかをダウンロードして、試してみることもするでしょうが、息子のためわざわざ面倒です。

そこで見つけたのがこのサイト。アプレットを使ったオンライン型のソフトで、インストール不要。とりあえず、これをしばらくやっておけと息子に指示を出したのでした。