商店街の餃子屋さん

東京の人通りの多い商店街にたまに見かけるのが、専門の餃子屋さん。餃子だけつくって販売しています。覚えているのが、成増、十条、三ノ輪。他にもたくさんあるでしょう。メニューは餃子のみなのですが、不思議と商売が成り立っている様です。
この国内産餃子と中国産冷凍餃子で金額を比較してみても、大きな差があるわけでもありません。中国でいくら安く製造しても、冷凍コンテナに詰めて船で送るなどの運送費、テレビコマーシャルをはじめとして営業費が必要です。定期的に半額セールとかやっており、そんな時に購入すれば安いのですが、普段は結構高いものです。
中国でなければ安く提供できないという話は、提供側同士が勝手に価格競争をやって、値を下げているだけの様な気がします。
残念なことに私の近所は新興の住宅地で、専門の餃子屋さんが成り立つほどの商店街はありません。食卓に並ぶのは自分の手作りか冷凍餃子かです。そんな餃子屋さんや、そんな餃子屋さんのある商店街は大切な財産だと思うのです。