これからも幅広エスカレータの予感

かつて、この駅には上り専用のエスカレータがありました。車いすの昇降も兼ねていたので幅広のエスカレータでした。近年エレベータが整備されたのを機に、エスカレータの改修が手がけられました。車いすはエレベータを利用すれば良いので、狭いエスカレータも設置可能なはずです。

エスカレータ

整備された結果が、幅広のエスカレータが2レーン。比較的プラットホームの幅に余裕があるため、フルスペックということなのでしょう。

降車客が多い上りエスカレータが幅広なのはまだ理解できます。しかし、乗車客主体の下りエスカレータも幅広というのが、時代に逆行しているという気になるのです。エスカレータの幅を狭めた分階段の幅の縮小を最低限にとどめておけば、降車客の混雑は少しは緩和されるでしょう。

そもそも、急ぐ客すり抜けは危険であることは、認識され始めています。それを防ぐよう1人乗り用にすればよいと思うのです。発車間際の駆け込み客が下りエスカレータを疾走するのは、大変危険な事となるでしょう。これからも幅広エスカレータが整備の主流になる予感です。

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