6扉車がくるかもしれない
朝の通勤。始発駅で待つ電車は、かつてほとんどの編成の6号車に6扉車がありました。新型車両が導入されてから、6扉車は廃止となり、着席できる4扉車が増えたわけです。旧型車両もまだ残るので、この場合は座れません。
朝の始発駅では、折り返し電車が到着する前から電車を待つ行列を作りますから、並ぶ時点で、新型車両か旧型車両のどちらが来るのかが、予想つかないのです。
車両が新型でないといってもあきらめる必要はありません。旧型車両の一部は6扉車が連結されていません。これは前面のデザインを覚えておけば判断できますから、知って得する豆知識です。
座席の収納装置が故障している場合、座席が利用できるのですが、これは外からはわかりません。
大抵の人は、新型車両が入線したことを確認してから、6号車に並び始めます。
それでは遅いということで、折り返し電車が入線する前から6号車に並ぶ人がいます。残念ながら6扉車がやってくると、あきらめ顔で、ホーム反対側の2番線に並びなおすのです。それでも次の電車も旧型車両ということもありますから、何があっても怒らないという、心のゆとりが求められます。
あわてて列に並ぶのではなく、見通しの良い場所にいて、できるだけ早く、折り返し電車を見つけることが大切です。ヘッドライトがぼんやり見えれば、それが上にあれば新型ですから、すかさず6号車に並ぶのです。
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