「美しすぎるバス停」の安心感


以前「かっこいいバス停」として、まちで見かけたバス停を取り上げました(かっこいいバス停 - 流れのヒントの日記)は、ある企業によって全国的に展開されているようです。

「このバス停には、「ここで待っていれば、いずれバスが来る」という安心感があります。」と、コメントしていましたように、「安心感」を感じるわけです。

広告になっている壁の部分の存在が大きいと思うのです。従来のバス停が、電車の駅に比べ格段に落ち着かないのは、この壁の部分がなかったからだと改めて気づかされます。以前から歩道の障害物扱いとされてきたのですが、歩道幅員を確保すれば認められるようになったとのこと。

第一の目的は歩行者から見やすい方向ということでしょうが、待っている人にとっては、壁に囲まれる安心感があり、歩行者(あるいは自転車)の邪魔になっているという気兼ねもなくなります。

地方(特に積雪地)のバス停では避難小屋のような待合室が設けられていることがあり(道路敷地の外側ですが)、そのような安心できるバス停が待望されていたのです。

やはり広い歩道のバス停限定ですが、バスの地位向上に一役買ってくれそうな気がします。
[参考書籍]:

国立国会図書館オンライン | National Diet Library Online
「美しすぎるバス停」のタイトルは、「週刊東洋経済」の記事のタイトルよりいただきました。
[参考サイト]
エムシードゥコー - Wikipedia