かけ算習得率

ニュースや新聞の報道で見かけるのですが、学力や体力テストの平均値を都道府県対抗で競い合っているのです。

とにかく勝ちぬけばよい高校野球の応援とは勝手が違います。みんなが点数を上げればいいというものではありません。平均的な生徒の点数が60点だったものが、対策により65点に向上したところで、その5ポイントにはほとんど意味がないのです。

平均点で他の県と競い合っている場合ではありません。雲をつかむような話で、みんな消耗してしまいます。絶対的な指標を設定しましょう。

もはやほとんど意識しませんが、日本は非識字率は1%未満を誇るのです。有権者が投票用紙に候補者名を記入する国は少数派だとか。どうせ競うなら、非識字率につづく社会的意義のあるものでしょう。

次は掛け算習得率が良いと思うのですよ。大学生でも若干あやしいとのうわさがあるくらいですから。

「非識字率1%未満」自書式投票/日本 | Joongang Ilbo | 中央日報