京都のエスカレータは臨機応変

この夏はゆっくり京都観光をしたので、気づいたのがエスカレータの乗り方なのです。関東地方では急ぐ人のために右を空けるのが、「事実上の標準」となっているのですが、京都でははっきりしないのです。

前々から関西は「左空け」だと聞かされていたのにもかかわらず、京都駅では「右空け」が主流で、これは新幹線の客の影響を強く受けているのだとばかり思っていました。
しかし、街中でもはっきりせず、デパートなんかでは、例えば上りは「右空け」、下りは「左空け」のように、まちまちなのです。かといって、ばらばらに立っているのではなく、ちゃんと片方を空けることは共通の認識なわけです。

こんな様子を見ると、あまり車線を意識せず、2車線のところを3列に使うなど、道路幅を有効に活用した運転を心がける合理精神を、エスカレータの乗り方にも感じるのです。

[参考サイト]
エスカレーター、右に立つか 左に立つか。 その⑨ | (((旅ログ)))~とある京都フミンの奇妙なおでかけ☆
疑問に応えてくれています。その謎を解き明かすキーワードは「京都府民の曖昧な態度」と「大学生」なのだとか。
[流れのヒントの関連ページ]
[四車線道路を右往左往] 京都のまちで右往左往