会員制高速道路

双葉SAにて

ハイウェイカードも悪者にされているのです。高額カードが廃止され、何度も買い直ししなければなりません。それでも料金所でまごまごするのがイヤなので、ハイウェイカードは強い味方です。私は高速道路を滅多に利用しないので車載機の購入やクレジットカードでの登録の必要があるETC導入に魅力を感じません。ETCが無いと不便だというのは仕方ありませんが、サービスが全く受けられないというのは納得できないところです。

高速道路をもっと便利にということで、スマートIC社会実験が行われています。サービスエリアに出入口を設けるということです。ETCの実験ということですから、現金どころかハイウェイカードもダメなのです。建設費が安いからたくさん設置できるというのですが、車載機を自腹で購入というのは、困ったものです。

初期投資をしなければ利用できないとは、「会員制」施設という印象を強く受けます。会員制といえばゴルフ場とかリゾートクラブとかを想像するのですが、税金を投入する公共財であるのなら、こんな待遇はおかしいでしょう。

さてETCの普及に躍起になっているのですから「[インターチェンジをまちの顔に]気軽に途中下車で地元に恩恵を」で提案したことも、近い将来実現できるでしょう。途中下車にも関わらず目的地まで同じ料金が適用されるようになれば、インターチェンジ付近はにぎわうことでしょう。これこそ沿線への利益還元です。