「話し合って決めよう」という抵抗

[組織の流れ] 鍵当番問題

今回取り上げた鍵当番システム。机上の空論ではなく、実際にやってます。当然最初の反応は冷ややかです。ルールを決めるという行為には何かしら抵抗があるもので、「細かく決めなくても話し合って決めればいいじゃないか」という雰囲気です。決めたルールなんて<朝当番><夜当番>という名前に忠実にすることだけです。

本文中の「不自然な事」も実際に起こりました。ルールに忠実でないため、結局鍵がないという羽目に陥ったのです。その混乱に乗じて、こじんまりした組織に厳密なルールはなじまないという様な空気にもなりました。

結局はみんな慣れ、調整ミーティングもめっきり減りました。鍵の当番ごときに毎日話し合いなどする必要はありません。必要な話題はもっと別のところにあるでしょう。