ノートパソコンのドット落ち

ノートパソコンの液晶のディスプレーの目立つところに「ドット落ち」があるのです。技術的にはなくせないとのことですが、目立つところにあるのとと目立たないところにあるのでは、商品価値が違います。お店で電源を入れてみてきちんと表示されるか確認して気になるところに無いことを確認するのが正解なのですが、そんなこと出来るのでしょうか?袋を破ったら購入したと見なされる云々だった様な気がします。

ドット落ち」なんて無視しておくのがメーカーにとっても消費者にとっても幸せかも知れません。もしメーカーがパッケージにドット落ちの位置を表示するようになったら、まっすぐな野菜が好まれるのと同様、「ドット落ち」が目立たない商品が先に売れるでしょう。売れ残りは商品価値を失っていきどんどん値下げとなります。値が下がっても売れるのならいいのなら最初に高くしておけば、良いだけですが、売れ残れば不良品扱いです。不良品にするわけには行きませんから売れそうにない「ドット落ち」の液晶は出荷できません。液晶の歩留まりが悪くなれば、商品価格が上がってしまいます。こんな悪循環は大変ですから「ドット落ち」は仕方ありませんと消費者に刷り込むのが一番いいやり方なのだと思うのです。

もしかして、メーカーは目立たない「ドット落ち」商品と目立つ「ドット落ち」商品を分けてして発送しているかも知れませんよ。もしそうだとしたら、目立たない方の商品は、いいお客さんに回すのが心情でしょう。逆に目立つ「ドット落ち」ばかりを安くで引き取る小売店があっても不思議でないでしょう。

私は幸運にもそのような策略の存在を知りません。値段の高いお店より○万円安く出来たのは「がんばって」安いお店を調べた努力によるものなのだと信じているのです。