谷瀬の吊り橋

奈良県十津川村。たった38戸の集落がお金を出し合って、この日本一の吊り橋つくったとのこと(NHKスペシャル「街道をゆく」十津川街道編による)。1戸あたりの負担は莫大なものです。

都市部では、維持管理は行政でやってもらえるものという認識があり、道路は空気のような存在になってしまいました。吊り橋を渡って、道は誰のためあるのかということを考えさせられるのです。

ちなみに吊り橋で通行料は徴収していません。純粋に生活道路としてとらえているのでしょうが、維持管理にお金がかかることを考えると、観光客としては肩身の狭い思いです。駐車場料金として500円徴収されましたから、これが通行料代わりだと思っています。