ぶつからない車は、人にぶつからない車であって欲しい。

ぶつからない車の研究が盛んなようです。

障害物があった場合にブレーキをかけるという技術は良いのです。他に迷惑をかけません。

しかし、ハンドル操作で危険を回避するという技術はよくよく慎重にしてもらいたいものです。

例えば、対向車がセンターラインをはみ出してきた時、左に避けようとすると歩行者がいるという場合です。対向車にぶつかってでも、歩行者に危害を加えないようなプログラムとなっていれば良いのですが。

かつて、自動車メーカーのテレビコマーシャルで、ぶつからない車の技術PRをしていました。鹿が飛び出してきたので、自動制御のハンドル操作でセンターラインを越えて、避けるというものでした。鹿が出てくるのですから森の一本道です。

でも都会の道はこんなに単純ではありません。