エアコンとテレビはちょうどの基準がちがう

エアコンは部屋の規模に必要な最小限度の性能を示してくれているのに対し、テレビは最大限度の画面サイズを示してくれているのです。

4.5畳間なら37v型
6畳間なら42v、46v型
8畳間なら50v型
10畳間なら58v型

これらは、「お勧め」という、最大限度の画面サイズで、これより大きいのは勧められないサイズの限界です。しかし、「8畳間なら50v型」が標準という風に読めてしまい、他のサイズがひどく貧弱にみえてしまうのです。

いや、今までのブラウン管時代は20型で不自由していなかったのですから、冷静になって検討しなければなりません。

液晶やプラズマはブラウン管に比べて半分の視聴距離で良いというのが、小さな部屋でも巨大なサイズをお勧めする根拠のようです。テレビは3m離れて見なさいというのは過去のことで、近くから迫力ある画面を見てよいという風潮になったわけです。メーカーにとっては、大画面売る口実ができてよかったというところなのでしょう。