先生が選ぶ筆記用ノート

糸綴じが丈夫

筆記用ノート(パソコンのノートと区別して)は、糸綴じタイプが良いというのは同感なのです。
教育現場から粗悪なノートを追放して下さい!

「スイング・ロジカルノート」を使っているのですが、これは糸綴じでした。

ナカバヤシ|スイング・ロジカルノート

360度開いたままかばんに収納ということができるのです。これは無線綴じという背を糊で固めたタイプではやりにくいことです。

ノートの罫幅とサイズの選び方

ページを根元から切り取るとばらばらになるのが糸綴じの欠点です。これは無線綴じも同様にうまく切り取れないものですから、根元を1センチメートル程度残して切り取るというのが正解でしょう。

秀逸ノートも意外に割安

百均ショップで見ると、無線綴じが1冊50円(つまり2冊)、糸綴じが1冊100円で見かけます(糸綴じが比較的高価です)。それを基準にすれば定価で買えば150円の「スイング・ロジカルノート」は、工夫されている分高いのだなと妥当な印象を受けます。そんなわけで、わざわざハンズやロフト等の雑貨量販店に立ち寄り、定価を購入してきたのです。

しかし最近、ホームセンターやスーパーで5冊セットが売られ、1冊あたり70円で売られるようになっているのです。こうなると百均ショップとも良い勝負です。糸綴じだからといって、まったく手が届かないほど高くなるということは無いと考えてよいでしょう。

ノート選びは売り場に左右される

しかし、最後は営業力なのでしょう。上記雑貨量販店の文具コーナーでは、大手ノートメーカーの無線綴じノートのお徳用パックが新学期のキャンペーンとしてずらっと並んでいました。
「スイング・ロジカルノート」は、相変わらず定価売りで、「ノートにこだわる人」向けという位置づけです。しかも、品切れのタイプもあったりして、これだと迷っている人も大手ノートメーカーのものを自動的に購入することになってしまうでしょう。

品質へのこだわりがある量販店だけに、ディスカウントストア同様のワゴンセールには、ちょっと反発を覚えました。新学期のキャンペーンですからさまざまなメーカーの特徴を比較してノート選びに役立てるよう提案があっても良いと思った次第です。

結局皆さん、ワゴンに並ぶ製品を自然と手にとり、店舗も売れ筋として補充を拡充していくということなのでしょう。

大学教員さんの意見は糸綴じ

こちらの知恵袋での質問は大手ノートメーカーとルーズリーフの比較。綴じ式ノートという意味で、大手ノートメーカーのブランド名を挙げています。そして答える方も、自然とそのブランド名。ほかにノートの種類が存在しないかの様なやり取りです。

大学で勉強すると思うんですけど、ノートはどんな物が使いやすいですか?たとえば... - Yahoo!知恵袋

ベストアンサー以外の答えで、大学教員の方の意見として糸綴じがお勧めという意見がありました。冒頭でご紹介したのも高等学校の教員の方です。教員の方は、ノート性能の違いによる惨状を良くご存知ということなのでしょう。