常連を育てない共通ポイントカード

共通ポイントがさまざまなお店で使えて、

  • ポイントカードの勧誘が少なくなる
  • 小銭分をポイントで支払う

という、メリットは実感しているところです。

でも、お店の側にメリットはあるのかどうか心配してしまうのです。

いままで、スタンプカード(10回来店で1回無料のようなタイプ)を用意していた店が、共通ポイントカードに変わるということがありました。

ちょっとさびしいという印象がありました。一見さんには無用の長物のスタンプカードも、立ち寄る機会のある人からすれば、立ち寄る回数を増やす原動力になるでしょう。

見返りで考えれば常連優遇は一目瞭然で、10回で1回無料ということは、10%の見返りです。共通ポイントカードは1%のポイントですから、10倍の効果です。

もちろん1%のポイントもありがたいものですが、それがお店を選択する動機にはなりえません。常連客の心をつかむことが、安定した経営の第一歩の様に思えるのですが、共通ポイントカードは、逆行するような気がします。

ローソンやブックオフ(今年9月まで)、55stationなどTポイン... - Yahoo!知恵袋