古本屋さんへの旅

近所の古本屋さんへ息子と散歩です。最近あちこちに見かける郊外型の古本屋さんは立ち読み歓迎(すわり読みは禁止)ということでとても入りやすくなっています。私も小学生のころ、本屋にマンガを立ち読みによく行きました。出版元には悪いのですが、購入したマンガの何倍も立ち読みさせてもらいました。

次第に本がビニールで包装されるようになり、マンガを立ち読みできる本屋がすっかり少なくなりました。立ち読み禁止や本が汚れるのを防止するためだと思いますが、立ち読みを禁止されたからといって、おこずかいの額が増えるでもありません。マンガ人口は減ったことでしょう。私自身、立ち読みをしてマンガに親しんでなければ、新刊のマンガを買っていなかったことでしょう。

出版元との確執はあるようですが郊外型の古本屋さんを歓迎です。一心不乱にマンガを立ち読みしている小学生達を見ていると、彼らに「本」というメディアに出会うチャンスを与えてくれていると思えるのです。

※古本屋さんへの旅と題したのは、「図書館への旅」という項目で「[番号をきめるのもひと苦労]図書館での分類」にて語っていたからです。図書館と同様、古本屋さんにも新しい発見を期待するというわけです。