掘り出し物

古本屋での話。息子はマンガに夢中。私もマンガ好きですが、まずは掘り出し物探しです。今回の掘り出し物はプログラミングの本2冊。いずれも100円。コンピュータの技術は日進月歩ですが、言語によっては数年前の本でもまだまだ現役です。神田神保町辺りの技術専門の古本屋さんなら、そんな事情はわかっていますから、陳腐化しない技術書であればそれなりの値段です。例えば定価の半額とか3分の2とか。その価格設定は「その本を定価で買うのは高いが是非欲しい」と思っている人の出せる金額です。私のように「手元にあったらいいな」程度にしか思っていない客は相手にしません。

しかし、ここは郊外型の古本屋です。店員さんもそんな知識があることも無いでしょうし、高値で欲しがる客はいないでしょう。早々に弱気な価格設定です。そのうちの1冊は500円くらいでも良かったと思えるだけに、掘り出し物の気分です。もう1冊は早々に次回の下取り候補ですがたった100円で随分楽しませてもらいました。