買い物弱者応援マニュアル


最近、テレビ番組でもニュースでも、買い物難民(弱者)の話題があると思ったら、経済産業省よりマニュアル(無償の電子版)が発表されていたのです。

[参考サイト]
http://www.meti.go.jp/press/20101210002/20101210002.html

私はそのマニュアルの存在を知らずに、単にテレビ番組の影響を受けて、本家「流れのヒント」でも、この話題を取り上げました。いくつかの事例を紹介しましたが、お金をかけて作ったこのマニュアルにはさらに数多くの事例が紹介されていますから、多いに参考になるでしょう。

市町村はこのマニュアルと各省庁の補助金を元に何とかしなさいというのが次のステップなのです。しかし、「買い物」は、社会保障の一種として保障すべきものだと考えます。努力した住民だけが恩恵を受けるという類のものではありません。市町村レベルで実施するにしても、「最小不幸社会」をどう実現するかは政府が知恵を絞るものでしょう。

[流れのヒントの関連ページ]
[最小の構成] 「市(いち)」を設ける
マニュアルの内容をどうやって実現するかという提言を盛り込んでいます。ひとつの自治体でも、優先的に対処する地域とそうでない地域に分けるという点では、不公平という見方もあるでしょうが、ある程度人が集まっていないと、住民サービスにも限界があります。