「一線防御」から「多重防御」へ

6月10日の津波対策法案、衆院を通過が関係あるのかわかりませんが、6月14日に国土交通省における東日本大震災の復旧・復興に向けた対応についてが発表されました。

津波被害を最小限にとどめるための方策として「多重防御」という概念で説明しています。

「一線防御」から「多重防御」へ
地域ごとの特性を踏まえ、ハード・ソフトの施策を組み合わせた「多重防御」
による「津波防災まちづくり」を推進するための制度を創設
(施策例)
・海岸堤防等の復旧・整備、市街地の整備・集団移転
・避難路・避難場所の確保・整備、避難確保のための計画の作成、避難訓練の実施、
ハザードマップの作成等避難対策の推進
・海岸堤防の背後における浸水拡大防止の機能を有する施設の活用
・避難路・避難場所、地形、避難確保の状況等に応じた土地利用・建築規制

防潮堤の高さばかりに気をとられがちですが、やるべきことはたくさんあるということです。